知り合いが着ていた高級そうなスーツ、
ツヤツヤとした光沢があって、いかにも生地が良さそうだ。
どこのブランドのスーツ?と聞くと「ゼニア」だと言われた。

「ゼニア」という名前を聞いたことはあった。
ちょうどスーツを新調しようと思っていたし、
ゼニアのスーツも候補に入れて考えようかな。

このページをご覧になっている方は、ゼニアのスーツを
調べているうちにここにたどり着いたのではないでしょうか。

このページでは、ゼニアのスーツがどこで売っているのか、
ゼニアのスーツを購入する方法についてお知らせします。

ゼニアのスーツを購入する5つの方法

それでは早速5つの方法を詳しくお知らせしていきます。

1.ゼニア直営ショップで購入する

イタリアを代表するラグジュアリーブランド「エルメネジルド・ゼニア」は、80以上の国・地域において555店のショップがあり、本国内でも有名百貨店内にあるショップと路面店を合わせて23箇所で展開しています。

東京都内の百貨店でしたら、新宿伊勢丹、日本橋三越、阪急メンズ館内などのインポートラグジュアリーコーナーにゼニアの直営ショップで販売。路面店は、丸の内や銀座、心斎橋にあります。

「最高の素材は優れたデザインを、最高のデザインは優れた素材を求める」という企業理念に基づいて、最高の生地に見合う最高のデザインをゼニアは自社ブランドで作り上げています。

富裕層をターゲットにしているのでその店構えは、「高品質」「高価格」「特別感」といったラグジュアリーブランドを演出するようなゴージャスな作りです。この場所で購入すること自体がステータスといえます。

ゼニアショップでのスーツの販売価格は、388,000円(ゼニアオンラインサイトより)です。

ゼニアのショップでは、ウェストラインを緩やかに絞ったスタンダードモデルと言える「ミラノライン」をはじめとした、いくつものスーツスタイルが用意されています。

ミラノライン
すべてのモデルの基本となり、今なお世界中で売れ続けている大傑作モデル。薄めの肩パッドを使ったなだらかな肩のラインから緩やかに絞られたウェストラインは、スタイリッシュなイメージを与えてくれます。セクシーさとカッコ良さを引き立たせてくれるゼニアのスタンダードモデルです。

ミラノイージーライン
ミラノラインからより薄くて軽い肩パッドや芯地を使うなど、より軽やかなスーツスタイルに仕上げたリラックス感あふれるモデル。

フィレンツェライン
ミラノラインよりもウェストの絞りの効いたシャープなシルエットが特徴。その名前のとおり、マニカカミーチャの袖付けと衿幅も細めにしたフィレンツェ仕立てのスタイル。やや短めの着丈と曲線美あふれるウェストのシェイプも人気の理由の一つです。

トリノライン
ヨーロッパで人気の高いモデルで、肩から胸元にかけてのボリュームのあるシルエットが特徴で、胸板を強調しながらウェストの絞りを大きくしたグラマラスなスタイル。肩パッドをしっかり入れて、ガチッとビルドアップ。ピークドラペルの商品が多いなど、華奢な人でもガッチリと男らしい印象を演出できるモデルです。

カプリライン
肩パッドや裏地を極力使用しないアンコン仕立てのジャケットスタイルです。芯地も極薄で軽量さをアピールした春夏用のモデル。

マンハッタンライン
イタリアの主要都市をモデル名としていましたが、初めてイタリア以外の都市名をモデル名に冠しました。世界基準のビジネスマンに向けたモデルで、ミラノラインとトリノラインの中間のシルエット。ビルドアップした構築的な肩まわりと男性らしさを強調した広めのラペルが特徴的で、威厳と貫禄を感じさせるモデルです。

ローマライン
やや肩幅が広めでウェストラインのシェイプも緩めにしたオーソドックスなスタイル。幅広い年代に向く不変のモデルです。

軽やかな着心地と身体のラインに沿う美しいシルエットが特徴のゼニアのスーツは、一度袖をとおすとその着心地の虜(とりこ)になる」と言われています。

ゼニアのスーツは高価な値段で販売されています。快適で、上質で、高級であることが一目でわかるゼニアのスーツは、世界中のエグゼクティブから支持されています。

2.ゼニアのアウトレットショップで購入

ゼニアのアウトレットショップは、御殿場、木更津、長島、軽井沢のアウトレットモールにあります。

販売されているスーツの価格は上代の約6掛けで、おおよそ20万円程。かなりお値打ちに感じます。ただ、そこで販売されているのはゼニアの正規品なのですが、ゼニア直営店にて3〜4年前に販売されていた商品です。

3年間のファッションスタイルの移り変りは激しいので、シルエットやサイズ感が今のトレンドとかなりズレている可能性があります。大きい箇所だけを直して着れば良いというレベルではありません。

スーツに「ゼニア」という名前がとにかく欲しいという方には良いかもしれませんが、まわりの人から良いスーツ着てますねと言われたい方にはおすすめできません。

3.既製品メーカーが作るゼニアスーツ

エルメネジルド・ゼニアはもともと生地メーカーなので、ポールスミスなどのアパレルブランドやトゥモローランドなどのセレクトショップに生地を販売しています。

ポールスミスやトゥモローランドはゼニアの生地を使って自社の型紙を用いてスーツを作ります。使用している生地はゼニアで、スタイルはポールスミスやトゥモローランドのオリジナルになります。

ゼニアのトロフェオを使用した既製品で13万円〜、パターンオーダーで18万円~、セミオーダーで21万円~(2018年調べ)

ポールスミスやトゥモローランド のシルエットやサイズ感が気に入っていて、ゼニア生地を使ったスーツを着たいという方にはお手頃な価格で作れます。

4.百貨店のオーダーコーナー

百貨店のオーダーコーナーにもゼニアの生地が置いてありますので、こちらでもゼニアのスーツを購入することができます。

価格はパターンオーダーで15万円~。仮縫い付きの場合は別途料金がかかります。セール時期にはプライスダウンもあるかもしれませんが、生地の選択肢は少なくなります。

百貨店のオーダーコーナーで、ゼニアの生地を使ってオーダーすればゼニアのスーツが完成します。ただ、この場合も型紙は百貨店オリジナルのものです。一般的に百貨店でオーダーするのは年配の方が多く、スタイルもおじさん臭くなりがちです。ゼニアの生地を使っているので高級感は演出できますが、カッコ良さの演出は難しいといえます。

5.ゼニア生地を取り扱うオーダー店

最後は、ゼニア社認定のオーダー専門店で購入する方法です。

ゼニア社は自社やブランドショップ以外にも、全世界のオーダー店に向けてゼニアの生地の提供をしています。そして、生地提供先の国内のオーダー店を「ゼニア公認正規取扱店」として認定しています。

スーツのシルエットや価格はオーダー店によって違いがあります。パターンオーダーか、仮縫い付きのオーダーかによっても価格は変わってきます。ゼニアのトロフェオを使用したオーダースーツで、出来上がり価格13万円〜15万円というのが平均的な価格です。

ゼロから作るオーダーなので、シルエットやサイズはお好み通りに仕上げることができます。ウェストの絞り、着丈の長さ、スラックスの太さなど自由自在です。裏地やボタンもお好みのものを選ぶことができます。

上記の5つがゼニアのスーツを購入する方法です。

ゼニアショップで購入するか、ポールスミスやトゥモローランド のゼニア生地で作ったスーツにするか、それともオーダー店でスーツを作るか、ご予算に応じてお選びいただけます。

オーダー店を営む私の立場からの意見ですが、一番コストパフォーマンスが高いのはオーダー店で作るスーツです。たくさんの種類の中から好みの生地を選ぶことができて、サイズも身体に合わせて自由自在に変えられます。 オーダー=おじさんくさいというイメージは一昔前のことで、最近ではエルメネジルド・ゼニアの型紙に近いシルエットのスーツを作ることができます。